遺品整理から始まる

生粋のコレクター気質なので、何かハマるものが出来るとあれもこれも集めるくせにある日突然、憑き物が落ちたかのように飽きる。

すると全部手放す、その繰り返し。

好きになったアイドルだったり、好きになった作家の作品だったり、漫画だったり、色だったり、服だったり。

何かに飽きても、また何かにハマって、持ち物は一向に減る気配はなく。

そんな中で、数年前母が亡くなった。

サイズが合わなくて貰い受けることが出来なかった母の服や靴を処分し始めてから、わたしの中で何かが変わっていった。

母もわたしに負けじと劣らずコレクター気質。ああ、遺伝か。

 

父や母との思い出は『物』じゃない。

 

そこに辿り着いたら、家中の物という物が目につきだした。

 

3−2=1

 

そうだ。

家中の『物』を3分の1にしてやろう。(我ながら単純すぎる思考)

いや待てよ。

生まれてこの方ずっと物に囲まれて生きてきたから、ここから先はどこまで減らせるかやってみよう。

 

遺品整理ついでに身辺整理もやってみよう。

で、今に至る(まだ絶賛途中)