生まれついての収集癖のせいで、本でもCDでもDVDでもなんでも手元に置きたいタイプのわたしは、とにかく「すぐ買う」派。
だいぶ手放したけど、よく今何冊あるか、何枚あるかって数えたりしてた。
いちばん近い記憶で本は600冊、CDは1000枚、DVDが400本・・・ぐらいだったかな。
ずらり並んだ本やCD見て悦に入ってたけど、ある日思った。
なんのために持っているんだろう
勿論、好きだから買ったんだけど、じゃあ全部そうなのかって言われるとちょっと違う。
ほーら、わたしこんなに持ってるのよすごいでしょ
みたいな気持ちというか。
数あるのが正義とは思わないと言いつつ、たくさん持っていることで得る謎の安心感。
ある意味承認欲求。
別に誰かに見せびらかす訳でもないのに。
一度読んだだけの本、一度聴いただけのCD、ならまだしも積読万歳、いつか観ようって未開封のDVDもいっぱい。
・・・アホちゃう、わたし
遺品整理しながら自分の部屋見てげんなり。
もしわたしが今死んだら、これ誰が片付けてくれるの?
って思ったら気が遠くなった。
ダメだ、こんなことじゃ。
それが始まり。